インストールマニュアル

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ネットショップ・オーナー3 インストールマニュアル

「ネットショップ・オーナー3」は、インクリメントP株式会社が提供している、これ一本で会員・ポイント機能も備えた本格的なネットショップを構築・運営することのできる、オールインワン・ネットショップ構築ソフトです。
買い切り型のパッケージのため、以降ネットショップソフトに関して利用料や手数料はかかりません。

「ネットショップ・オーナー3」は、「iPCOSS」に対応しています。「iPCOSS」(イプコス)は、ネットショップ運営に不可欠なクレジットカード決済、コンビニ払込、郵便振替、銀行振込による決済システムの提供、および売上代金の収納代行を行う、総合ネット決済サービスです。
(iPCOSSをご利用いただくには別途契約が必要です。)

●ご購入方法
インクリメントP株式会社のホームページから、お客さまご自身でご購入してください。
ネットショップ・オーナー3はこちら
*「ネットショップ・オーナー3」、「iPCOSS」に関する「お問い合わせ・操作方法」等は、販売元でありますインクリメントP株式会社にお問い合わせください。
弊社では、「ネットショップ・オーナー3」のソフトウェアーに関するサポートや「iPCOSS」のサポートは行っておりません。
ただし、サーバーが動作環境を満たしているかどうかやサーバーへの接続・アップロードの設定など、弊社のサーバー・サービスに関する情報は弊社にて提供しておりますので、インクリメントP株式会社ではなく弊社までお問い合わせください。(上部メニューのお問い合わせよりお願いいたします。)

▼本マニュアルではネットショップ・オーナー3をインストールする手順(データベース作成からサーバーとの通信用設定まで)を紹介します。
●本マニュアルはバージョン3.0.2.0について記述しております。必要に応じバージョンを読み変えてください。
●ネットショップ・オーナー3はデータベースを利用します。利用するデータベースはMySQLです。
●V2エントリーをご契約のお客様はデータベースをご利用いただけないため、ネットショップ・オーナー3をご利用になれません。
●インフォジャムの共有サーバーでは、ネットショップ・オーナー3が「非SSL」、「共有SSL」、「専用SSL」のどの場合でも動作することを確認しましたが、SSLを利用されることをお勧めします。
SSLを利用しない場合、セキュリティが低下します。
●共有SSLをご利用になる場合、ブラウザの設定によっては警告が表示される場合がありますが、これはお客様自身のドメイン名と弊社が提供している共有SSLのドメイン名が異なるためで、暗号化は問題なく行われております。
必要に応じ、専用SSLを導入してください。専用SSLを導入できるのはV2ビジネス以上のプランです。
●専用SSLを導入されている場合、非SSL用コンテンツとSSL用コンテンツを配置する場所を異なるディレクトリ(デフォルト)にするか、同じディレクトリにするか選択することができますが、デフォルト設定(異なるディレクトリに配置)としてください。
●本マニュアルでは専用SSL(証明書)の導入は解説しておりません。
●本マニュアルでは「iPCOSS」の導入は解説しておりません。導入に際しましてご契約時の情報をお確かめください。
●弊社レンタルサーバー向けの設定例のみを確認したい方は、以下の「設定のご案内」をご覧ください。

▼ネットショップ・オーナー3 設定のご案内
●販売元であるインクリメントP株式会社のネットショップ・オーナー3のWEBサイト、製品のマニュアルもご活用ください。
ネットショップ・オーナー3のWEBサイトでは、各種機能紹介や実際の導入事例、ショップをサーバーにセットアップするためのチュートリアルなどが公開されています。
その他ユーザー登録を行えば、各種サポートを受けることが可能です。
http://www.netdeoshigoto.com/owner/

1.ネットショップ・オーナー3を購入します。
下記WEBサイトから、お客様ご自身でご購入下さい。 ネットショップ・オーナー3はこちら
*ネットショップ・オーナー3のWEBサイトでは、ご購入前にお試しになりたい方向けに無料体験版(機能制限なし、使用期限あり、登録必要)も公開されています。解説をお読みになりご活用ください。
2.ネットショップ・オーナー3用のデータベースを用意します。
データベース作成の際には、エンコーディングとして「EUC-JP 日本語EUC」を選択してください。
データベースの作成方法は別途データベース作成マニュアルをご確認ください。

*画像はデータベース作成時(データベース作成マニュアルの手順4)、データベースとして「MySQL」、エンコーディングとして「EUC-JP 日本語EUC」を選択したものです。
*ネットショップ・オーナー3のWEBページでもMySQLの文字コードに関する「質問と回答」が公開されています。また、下記リンク先の「質問と回答」にある照合順序の設定は、エンコーディングとして「EUC-JP 日本語EUC」を選択していただければ、自動で設定されます。
http://www.netdeoshigoto.com/nso_support/2008/02/mysql.html
3.ネットショップ・オーナー3のインストールウィザードを起動します。
パッケージ版の場合はインストール用CD-ROMをセットすることで、ダウンロード版の場合はダウンロードページに記載されていた手順でインストールウィザードを起動してください。
4.以下のように表示されますので、必要に応じ「Microsoft .NET Framework 2.0」と「Microsoft Data Access Components2.8」をインストールします。

以下を参考に各ボタンをクリックしてください。クリック後は案内画面に従ってインストールしてください。
●Windows Vistaをお使いの場合
ともにインストールの必要はありません。
●Windows XP SP2をお使いの場合
「Microsoft .NET Framework 2.0」のインストールが必要です。
*既にインストールしてある場合は、改めてインストールする必要はありません。
5.ネットショップ・オーナー3をインストールします。
インストールウィザードの「ネットショップ・オーナー3のインストール」をクリックしてください。
6.以下のように表示されますので、「次へ(N)」をクリックします。
7.以下のように表示されますので使用許諾契約を確認し、「はい(Y)」をクリックします。
8.以下のように表示されますので、必要事項を入力し、「次へ(N)」をクリックします。

●ユーザ名:お客様のユーザー名(任意入力)
●会社名:お客様の会社名(任意入力)
●プロダクトID:販売元から提供されたプロダクトID(必須入力)
*プロダクトIDは以下の場所に記載されています。
パッケージ版 → CD-ROMケースの裏面
ダウンロード版 → ダウンロード販売の購入完了ページ、または購入後に届くメール
9.以下のように表示されますので、インストール先のフォルダを確認し、「次へ(N)」をクリックします。

インストール先のフォルダは必要に応じて変更可能です。
10.以下のように表示されますので、「次へ(N)」をクリックします。
11.インストールが完了するまで、待ちます。

インストール完了まで少し時間がかかります。
12.以下のように表示されますので、「完了」をクリックします。
13.インストールウィザードを終了するため、「× 終了」をクリックします。

必要に応じてユーザー登録を行ってください。ユーザー登録はインストールウィザード、またはネットショップ・オーナー3のWEBサイトからいつでも行うことが可能です。ユーザー登録には手順8で利用したプロダクトIDが必要になります。
14.デスクトップに作成されたネットショップ・オーナー3のアイコンをダブルクリックします。

またはWindowsのスタートからネットショップ・オーナー3を起動してください。
15.以下のように表示されますので、起動パスワードを設定し、「次へ」をクリックします。

*起動パスワードは上部のチェックボックスをオフにすることで設定しないことも可能ですが、設定することを推奨します。
*起動パスワードを正しく設定するまで「次へ」をクリックできません。
*本手順の画面は初回起動時にしか表示されません。起動パスワードはインストール後にメニューより、「ツール→パスワードの変更」と選択することでいつでも変更可能です。
16.以下のように表示されますので、暗号パスフレーズを設定し、「次へ」をクリックします。

*暗号パスフレーズに関しては表示されている説明をお読みください。
*暗号パスフレーズを正しく設定するまで「次へ」をクリックできません。
17.以下のように表示されますので、サーバーの設定を入力し、「次へ」をクリックします。

ホスティングサービス カスタム設定
FTPのホスト名(アドレス) www.お客様のドメイン名
FTPのユーザーID サイト管理者(お客様)のID
FTPのパスワード サイト管理者(お客様)のパスワード
FTPのポート番号 21
パッシブモードを使用する 必要に応じてチェックを切りかえる
転送先フォルダ /html/以下任意
CGIプログラムの転送先 SSLを使用しない場合:/html/cgi-bin/
共有SSL・専用SSLの場合:/ssl/html/cgi-bin/
perlのパス #!/usr/bin/perl
sendmailのパス /usr/sbin/sendmail
*FTPのホスト名・ユーザーID・パスワードに関する情報はホスティングサイト開設時のご案内メールをご確認ください。
*「パッシブモードを使用する」に関してはお客様のネットワーク環境に依存します。データのアップロードがうまくいかない(すぐに切断される)場合、チェックを切り替えてお試しください。
*ドメイン直下で運用する場合の転送先フォルダは「/html/」です。また、ここで設定する転送先フォルダの値によって手順18で入力する値が変わります。
*本手順で設定した値はメニューより、「ツール→オプション設定」を選択したのち、左の一覧からサーバー設定内のサーバー接続を表示することでいつでも変更可能です。
18.以下のように表示されますので、必要事項を入力し、「次へ」をクリックします。
▼SSLを使用しない場合 対応プラン:V2ベーシック、V2ビジネス、V2プレミアム

●ホームページのURL:http://www.お客様のドメイン名/以下任意
●CGIのURL:http://www.お客様のドメイン名/cgi-bin/
●SSLを使用する:チェックしない

▼共有SSLを使用する場合 対応プラン:V2ベーシック、V2ビジネス、V2プレミアム

●ホームページのURL:http://www.お客様のドメイン名/以下任意 
●CGIのURL:http://www.お客様のドメイン名/cgi-bin/
●SSLを使用する:チェックする
●1.SSLの種類:『上記以外のURLとなる場合(主に共有SSL)』を選択
●共有SSLのURL:https://共有SSLホスト名/~お客様のドメイン名/
●2.SSL暗号化対象のページ:『3.個人情報を扱うページとその他のCGIページ』を選択
●SSLページの画像ファイル転送先フォルダ:/ssl/html/以下任意
*共有SSLホスト名に関する情報は、ホスティングサイト開設時のご案内メールをご確認ください。

▼専用SSLを使用する場合 対応プラン:V2ビジネス、V2プレミアム

●ホームページのURL:http://www.お客様のドメイン名/以下任意 
●CGIのURL:http://www.お客様のドメイン名/cgi-bin/
●SSLを使用する:チェックする
●1.SSLの種類:『SSL用のURLが「https://(www.)ドメイン名~」となる場合(主に専用SSL)』を選択
●2.SSL暗号化対象のページ:『3.個人情報を扱うページとその他のCGIページ』を選択
●SSLページの画像ファイル転送先フォルダ:/ssl/html/以下任意

▼手順18全体の注意事項
*ホームページのURL、SSLページの画像ファイル転送先フォルダは手順17で設定した転送先フォルダの値によって変化します。それぞれ対応した転送先フォルダを設定してください。
ドメイン直下で運用する場合はそれぞれ「http://www.お客様のドメイン名/」、「/ssl/html/」です。
*本手順で設定した値はメニューより、「ツール→オプション設定」を選択したのち、左の一覧からサーバー設定内のショップページを表示することでいつでも変更可能です。
19.以下のように表示されますので、データベースの設定を入力し、「次へ」をクリックします。

●データベースサーバーのホスト名:弊社の場合は必ずlocalhost
●データベース名:手順2で用意したデータベース名
●データベースのユーザーID:手順2で用意したデータベースのユーザ名
●データベースのパスワード:手順2で用意したデータベースのパスワード
●データベースのポート番号:3306(デフォルトのまま)
*データベースに関する情報は弊社コントロールパネルにサイト管理者としてログインすると確認することができます。詳しくはデータベース作成マニュアルをご覧ください。
*本手順で設定した値はメニューより、「ツール→オプション設定」を選択したのち、左の一覧からサーバー設定内のデータベース設定を表示することでいつでも変更可能です。
20.以下のように表示されますので、メールの設定を入力し、「次へ」をクリックします。

●名前:お客様のお決めになったお名前 (メール送信者として利用されます)
●メールアドレス:お客様のドメインの有効なメールアドレス
●送信(SMTP)サーバー:mail.お客様のドメイン名
●送信(SMTP)サーバーのポート番号:25または587
●受信(POP3)サーバー:mail.お客様のドメイン名
●受信(POP3)サーバーポート番号:110
●ユーザーID:メールアドレスで指定したメールアドレスのユーザー名
●パスワード:メールアドレスで指定したメールアドレスのパスワード
●タイムゾーン:(GMT+09:00) 大阪、札幌、東京(デフォルトのまま)
●その他:SMTP認証にチェックを入れる。
*送信(SMTP)サーバーのポート番号はお客様のネットワーク環境に依存します。お客様が通常ご利用のメールソフト(Outlook等)で設定されているポート番号をご確認ください。通常25または587が使用されます。
*SMTP認証用のユーザーID、パスワードは省略して構いません。
*本手順で設定した値はメニューより、「ツール→オプション設定」を選択したのち、左の一覧からメール設定内のメールアカウントを表示することでいつでも変更可能です。
21.以下のように表示されますので、自動送信メールの設定を必要に応じて行い、「OK」をクリックします。

本手順で設定した値はメニューより、「ツール→オプション設定」を選択したのち、左の一覧からメール設定内の自動送信メールを表示することでいつでも変更可能です。
22.以下のように表示され、ネットショップ・オーナー3が起動すればサーバーとの通信設定まで完了です。

*最新のアップデータが公開されている場合、アップデータを適用することをお勧めします。アップデータの適用方法はアップデータを配布しているWEBページに記載されています。
*本手順以後のショッピングサイト制作方法やネットショップ・オーナー3の利用方法についてはネットショップ・オーナー3のWEBサイトをご確認ください。
とりあえずの動作テストをされたい方は以下のチュートリアルが参考になります。
*弊社ではネットショップ・オーナー3のデモは用意しておりません、お試しになりたい方は、ネットショップ・オーナー3のWEBサイトに設けられているサンプルショップをご利用ください。
おまけ情報 ~ドメイン直下で運用したい場合~
ネットショップ・オーナー3をドメインの直下で運用したい(公開するショップのURLをhttp://www.お客様のドメイン名/にしたい)場合は、各手順の備考でも記載している内容ですが、以下のように設定を行ってください。
●転送先フォルダ:/html/
●ホームページのURL:http://www.お客様のドメイン名/
●SSLページの画像ファイル転送先フォルダ:/ssl/html/