インストールマニュアル

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CRONジョブ設定マニュアル

本マニュアルではお客様がコントロールパネルからCRONジョブを設定する手順を紹介します。
*本マニュアルはV2シリーズのベーシックプラン以上をご利用いただいているお客様向けのものです。
エントリープランをご利用のお客様はCRONジョブの設定ができません。
*各プランによりCRONジョブの設定できる数に違いがあります。
V2ベーシック…1つ
V2ビジネス…3つ
V2プレミアム…5つ

1.以下のCRONジョブの説明をお読みください。
サーバである処理を定期的・自動的に実施したい場合、サーバで動作しているcronというプログラムに対してその旨を指示することで、ある処理を指定期間ごとに自動的に実施することができます。
この定期的・自動的に実行される処理をCRONジョブと呼んでいます。

CRONジョブはサーバに対するコマンド(命令)で構成されており、一つのコマンドだけで構成されていることもあれば、複数のコマンドで構成されていることもあります。
どのコマンドが使われるかはどのような処理を実施したいかによってことなります。
コマンドをあらかじめ一つのファイルにまとめたものをスクリプトと呼びます。
通常このスクリプトをcronプログラムで定期的・自動的に実行する (CRONジョブを設定する)ことで、意図した処理を実施することが可能です。

弊社のサーバでCRONジョブを設定するにはお客様ご自身でスクリプトを用意していただく必要があります。WEBアプリケーションなどでCRONジョブの設定が必要な場合、作者からスクリプトが提供されていることもあります。また、スクリプトの作成についてはサポート対象外です。

共有サーバの場合、CRONジョブを頻繁に実行するように設定すると、サーバに負荷がかかります。他のお客様の迷惑となるような場合、停止させていただく場合もありますことあらかじめご了承ください。
特に理由がなければ、1時間に1回や1日に1回、もしくはそれ以上の間隔で設定することをご検討ください。
2.スクリプトを用意します。
お客様の実施したい内容に合わせてスクリプトを用意してください。
ここではスクリプトを記述したファイルとして「cronjob.sh」を作成したものとします。
3.スクリプトをアップロードします。
FTPクライアントソフトなどで、スクリプトをお客様のホームディレクトリ以下の任意のディレクトリにアップロードしてください。
ここではホームディレクトリ直下のprivateディレクトリの中にアップロードしたものとします。

● アップロード後のファイル
⇒ お客様のホームディレクトリ/private/cronjob.sh
*ホームディレクトリとはFTP接続した直後に表示されるディレクトリのことです。
また、ホームディレクトリ自身にアップロードすることはできません。
*private ディレクトリはWEBページとして公開する必要のないファイルなどをアップロードしておく場所として用意してあるディレクトリです。

特に理由のない場合は privateディレクトリ以下にアップロードすることを推奨しますが、絶対にprivateディレクトリ以下でなければならないということではありません。
4.アップロードしたスクリプトに744のパーミッションを設定します。
*デフォルトでは644になっています。
*パーミッションの変更はFTPクライアントソフトなどで行うことが可能です。
*CRONジョブはお客様のユーザ権限で動作します。
*この手順を実施しない場合、手順7~10で設定するメールアドレスにエラーメール(英語)が送信されます。
5.サイト管理者としてコントロールパネルにログインします。

●ログインID :お客様(サイト管理者)のID
●パスワード :お客様(サイト管理者)のパスワード
*コントロールパネルのアドレスはお客様ごとに専用のアドレスが用意されておりますので、以下のアドレスを参考にアクセスしてください。
https://お客様のドメイン名:8443/
6.コントロールパネル(ホーム)内の「CRONジョブの設定(アイコン)」をクリックしてください。
7.以下のように表示されますので、「通知先の設定」をクリックします。

手順7~手順10は通知先を設定していない場合に行うものです。上記画面は通知先の設定を行っている場合は表示されません。
既に設定されている方は手順11に進んでください。
8.以下のように表示されますので、「実行結果の通知先メールアドレス」にお客様が通知を受け取りたい有効なメールアドレスを入力し、「更新」をクリックします。

ここで設定したメールアドレス宛てにCRONジョブの実行結果が通知されます(英文)。
9.以下のように表示されますので、入力したメールアドレスが表示されていることを確認し、「実行」をクリックします。

「cron_user@demo.zih.net」は本マニュアルでの例です。実際にはお客様が手順8で入力したメールアドレスが表示されます。
10.以下のように表示されますので、「戻る」をクリックします。
11.以下のように表示されますので、「CRONジョブの作成」をクリックします。
12.以下のように表示されますので、説明を読み、実行したい日時とスクリプトを指定し、「更新」をクリックします。
存在しないスクリプトを指定していた場合、「指定されたプログラムファイルが存在しません。」とメッセージが表示されます。
その場合は、「プログラム」の欄に入力した値を再確認してください。

●有効:有効(設定のみで実際に実行しない場合は無効を選択してもよい)
●分~曜日:必要に応じ設定
●プログラム:説明を読みスクリプトへのパスを指定
画像は本マニュアルの例で「private/cronjob.sh」としています。
*注意書きの「/home/vhosts/お客様のドメイン名/main/」というのはお客様のホームディレクトリにことです。
*本手順の設定はいつでも編集可能です。

●設定例A : 1時間に1回45分に実行する場合。


●設定例B : 1日1回夜8時5分(20時5分)に実行する場合。


●設定例C : 毎月1日の朝3時0分に実行する場合。
13.以下のように表示されますので確認し、「実行」をクリックします。
14.以下のように表示されますので、「戻る」をクリックします。
15.以下のように表示されますので、新しく追加したCRONジョブを再度確認します。

*CRONジョブの設定を変更したい場合は対象となるCRONジョブの「編集」をクリックすることで再設定が可能です。
*新しくCRONジョブを設定したい場合は、「新規CRONジョブの追加」をクリックすることで設定が可能です。
16.上部の「ログアウト」をクリックしてください。以上でCRONジョブの設定は終了です。